歯周病の進行度・末期症状(重度の症状)の原因 | 歯周病治療ペリオド | 東京国際クリニック/歯科

東京国際クリニック / 歯科

科学的根拠に基づいた歯周病治療

 

MENU

CLOSE

 

MENU

CLOSE

CLOSE

 

MENU

CLOSE

無料カウンセリング・ご予約はこちら

TEL:
03-5220-2100

受付時間 / 10:00〜19:00(平日、第3土曜日)

CLOSE

 
 

歯周病の進行度・末期症状(重度の症状)の原因

歯周病の進行度を知ろう

歯を失ってしまう原因

歯を失ってしまう原因として、もっとも多いのは何かご存じでしょうか?2018年に全国2,345の歯科医院でおこなわれた「全国抜歯原因調査」によると、歯が失われる原因としてもっとも多かったのが「歯周病」(37%)で、以下「むし歯」(29%)、「破折」(18%)と続きます(※参照:厚生労働省 e-ヘルスネット)。

おそらく多くの方がむし歯をイメージされたかと思いますが、実は歯周病によって歯を失ってしまう方がもっとも多いのです。このように、歯周病は進行すると抜歯せざるを得なくなる怖い病気であるにもかかわらず、そのことはあまり知られていません。というのも、歯周病は初期の自覚症状に乏しく、感染していても気付いていないケースが多いからです。歯を守るためには、できるだけ歯周病を早期発見し、早めに治療を受けることが重要です。

歯周病の原因

歯周病の原因は、プラーク(歯垢)です。プラークとは黄白色でネバネバした物質で、歯の表面や歯と歯茎の隙間に付着します。プラークを「食べカスの塊」だと思っている方もいるかもしれませんが、そうではありません。プラークの正体は、食べカスをエサにして増殖する細菌(歯周病菌)の塊なのです。1mgのプラークの中には数億個の細菌が潜んでいると言われています。

プラークが増えるということは、口腔内の歯周病菌が増えるということ。歯周病菌が増えれば、それだけ歯周病を発症する確率も高くなります。

プラーク以外の間接的な原因

歯周病の直接的な原因はプラークに潜む歯周病菌ですが、それ以外にも、歯周病のリスクが高くなる間接的な要因がいくつかあります。

遺伝

重症の歯周病患者は、両親もしくは、そのいずれかに重度の歯周病が確認されることが多いという調査結果があります。歯周病そのものが遺伝するわけではありませんが、歯周病になりやすい・重症化しやすい口腔内環境は遺伝するということが立証されはじめています。

喫煙

喫煙をする方は白血球の機能が低下しがちです。それにより、歯周病菌に対する抵抗力も低下し、歯周病のリスクが高くなります。また、喫煙によって毛細血管が収縮することで循環障害が起こり、歯周病の治りも悪くなってしまいます。

糖尿病

糖尿病になると全身の免疫力が低下し、歯周病のリスクが高くなります。糖尿病患者はそうでない人に比べると、歯周病の発症リスクが2~4倍になるという研究データがあります。

部分入れ歯や合ってない被せ物

多くの部分入れ歯は、隣り合う歯にバネをかけて入れ歯を固定します。部分入れ歯のバネ周辺は清掃性が悪いためにプラークが溜まりやすく、歯周病を発症しやすいポイントだと言えます。また、被せ物は使っているうちに摩耗するなど劣化が進んで合わなくなってきます。合わない被せ物を使い続けていると、生じた隙間などにプラークが溜まって歯周病を引き起こしやすくなります。

歯周病の進行度を知ろう

歯周病は突然発症するものではなく、段階を踏んで徐々に進行していきます。初期段階では歯茎の腫れや歯を磨いた際の出血といった症状が現れますが、いずれも自分では気づきにくいものです。このように自覚症状が乏しく早期発見が難しいため、異変に気がついたときには重度の歯周病まで進行しているケースが少なくありません。歯周病がサイレント・ディジーズ(沈黙の病気)といわれるのはそのためです。
今回は、気になる歯周病の進行度を段階ごとに解説。各段階の症状と治療法について確認していきましょう。

歯周病の進行度をチェック

歯周病は歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に溜まった歯垢(プラーク)内に潜む、歯周病菌によって引き起こされる歯茎の感染症です。歯周病菌に感染すると歯茎に炎症が起きます。さらに炎症が歯茎の奥へ進むと、歯を支える骨(歯槽骨)が溶かされていき、最悪の場合は歯が抜け落ちてしまいます。その進行度には流れがあり、一般的には以下の5段階に分けられます。

「1.健康な状態」⇒「2.歯肉炎」⇒「3.軽度歯周炎」⇒「4.中度歯周炎」⇒「5.重度歯周炎」

歯茎が健康な状態から重度歯周炎になるまでの流れを確認しましょう。

■健康な歯茎の状態

健康な歯茎の状態

健康な歯茎とは、歯と歯の間の歯間乳頭(三角形の部分)に丸みがなく、全体的に引き締まってピンク色をしている状態です。健康な歯は、歯茎や歯を支える骨などの歯周組織にしっかりと支えられ、かんたんには抜けないようになっています。

歯と歯茎の間に隙間がほとんどなく、歯磨きやデンタルフロスなどの補助清掃用具を使用しても出血はおきません。

■第1段階:歯肉炎

歯肉炎

口腔内の清掃状態が不十分だと、歯周ポケットに歯垢が溜まり始めた際に、歯茎が赤く腫れるなど歯茎に炎症が起こります。これは、異物である歯周病菌を体外へ追い出そうとする防御反応です。この歯茎にのみ炎症が起きる状態を「歯肉炎」といい、歯周炎(歯周病)になる手前の状態です。

歯肉炎の段階では、まだ目立った自覚症状はありませんが、歯磨き(ブラッシング)の際に出血などの症状が現れます。この段階なら毎日の適切な歯磨きと、歯科医院でのメンテナンスを受けることで、もとの健康な歯茎の状態に戻ります。しかし、放置しておくと次のステージである軽度歯周炎に進行してしまいます。

■第2段階:軽度歯周炎

軽度歯周炎

歯茎の炎症がさらに進んだ状態です。歯周ポケットにはもともと歯肉溝(しにくこう)と呼ばれる1~2mmの隙間がありますが、歯垢を除去できない状態のままでいると、空気の苦手な歯周病菌はこの歯肉溝からさらに奥へと潜り込み、歯茎の炎症はさらに深い部分にまで達します。軽度歯周炎では、歯周ポケットの深さは3~4mmほどになり、歯茎や歯を支える骨などの歯周組織が徐々に破壊されていきます。

軽度歯周炎では歯茎の腫れが起こるほか、歯磨きや食事の際の出血、冷たいものが染みるなどの症状が現れますが、この段階では異変に気づいても、あまり深刻に考えない方がほとんどです。このまま放置していると、中度歯周炎へと進行します。

■第3段階:中度歯周炎

中度歯周炎

歯茎の炎症はさらに強く広がります。この段階までくると、歯周ポケットは約4~6mmまで深くなり、内部には歯垢やそれが固まった歯石が大量に付着しています。歯茎の内側では歯を支える骨が溶け始めるため、歯がグラつくなどの動揺が起こるようになります。

歯茎の腫れや出血はさらにどくなり、歯茎からは膿や臭いがでるなど状態が悪化。歯茎が痩せて歯が長く見えるなど、目に見える形で症状が現れてきます。

■第4段階:重度歯周炎

重度歯周炎

歯茎はさらに下がり、歯と歯の隙間も目立つようになります。重度歯周炎の段階まで進行すると、歯を支える骨はかなり溶けてしまっていることから、動揺もひどくなり、膿や出血、口臭も一層強くなります。また、そのまま治療せずにいると歯が抜け落ちてしまうなど、歯周病末期の状態です。食事の際に痛みを伴うなど、日常生活にも支障をきたすレベルになってしまいます。

歯周ポケットの深さはあくまでも歯周病の進行具合を示す目安となる数字であり、それに加えて出血の有無を確認することで、歯周病の進行度を診断します。

歯周病セルフチェック~こんな症状はありませんか?

歯周病は初期の自覚症状に乏しい病気だと言われますが、日々しっかりと口腔内を観察することで早期発見が可能です。まずは口腔内の状態をセルフチェックしてみましょう。以下のような症状に心当たりがある方は、歯周病に感染している可能性があります。

  • 歯茎からの出血がある?
  • 歯茎が赤く腫れている?
  • 歯茎から膿みが出る?朝起きたとき口の中がネバネバする?
  • 歯茎がむずがゆい?
  • 口臭がきつくなった?
  • 歯の隙間や歯の長さが目立つようになった?
  • 歯がグラグラするようになった?

1つでも当てはまる方は、以下のページもご覧ください。それぞれの症状や歯周病の進行段階について詳しく解説しています。

歯を失うデメリット

上述のとおり、重度歯周炎は歯周病の末期症状で、そのまま放置しておくと歯が抜け落ちてしまいます。歯を失うことによる影響は、みなさんが考えているよりずっと大きな範囲に及びます。歯を失ってしまってから後悔しないよう、歯を失うデメリットを知り、ぜひ日々のデンタルケアに励んでください。

■他の歯に悪影響を及ぼす

歯を失うと、失った部分をカバーしようと隣り合う歯が傾くように動いてきて、歯並びが乱れます。また、私たちの歯は顎の骨に支えられていますが、歯がなくなると「噛む刺激」が顎の骨に伝わりにくくなります。刺激が少なくなると顎の骨が痩せていき、結果的に他の健康な歯も失いやすい口腔内環境になってしまいます。

■見た目に自信がなくなる

歯を失うと見た目が悪くなるため、人前で口を開けるのをためらうようになります(特に、前歯を失った場合や複数の歯を失った場合)。その結果、人と話さなくなったり笑顔が少なくなったりすることがあります。人と接することを避けて引きこもりがちになる方もおり、場合によっては精神疾病を招くケースもあるようです。

■発音が不明瞭になり、コミュニケーションに支障が出る

私たちは歯があるおかげで明瞭に発音でき、スムーズなコミュニケーションを図ることができます。歯を失うと、歯がなくなった隙間から空気が漏れたりするため発音が不明瞭になり、意思疎通に困るシーンが増えてきます。日々のコミュニケーションに支障が出るようになると、精神的にも大きな負担になります。

■栄養の偏りから生活習慣病の原因になる

歯の本数が少なくと、食べ物をうまく噛めなくなってきます。硬い物(肉や野菜など)が食べにくくなり、やわらかい物(お米やパンなど)ばかりを摂るようになると、体に必要な栄養素を摂れなくなり、糖尿病などの生活習慣病の原因になってしまいます。

また、私たちは噛むことによって満腹中枢が刺激され、満腹感を覚えています。歯を失ってよく噛めないようになると満腹中枢が刺激されません。結果的に、満腹感を覚えにくくなり肥満につながっていきます。

■脳への刺激が減少し認知症の原因になる

私たちは噛むことによって、脳に刺激を伝えているのをご存知でしょうか。歯を失ってよく噛めなくなると、脳への刺激が不足して認知症になりやすいという研究結果があります。入れ歯を入れても噛む力は十分に回復するわけではないので、やはり脳への刺激は伝わりにくくなります。実際に、義歯と認知症の間には関連性があることが分かっています。加えて、片側の歯だけが少なくなったりすると姿勢のバランスが悪くなり、身体のゆがみを引き起こすケースもあるようです。

歯周病治療の基本はブラッシング!

歯周病は進行段階に関係なく、徹底的なプラークコントロールが非常に重要です。重度歯周炎でも、適切な治療と徹底的なプラークコントロールで歯周病を完治させることは可能です。

プラークコントロールとは、口腔内にプラークを溜めないようにコントロールすることです。そして、このプラークコントロールの基本になるのが、毎日のブラッシング(歯磨き)です。ブラッシングによってしっかりとプラークを除去できれば、歯周病の発症・再発リスクを低減できます。

しかしながら、歯ブラシが届きにくい場所にはどうしてもプラークが溜まりがちで、ご自宅でのブラッシングだけでプラークを完全に除去するのは困難です。このように、ブラッシングでは除去しきれないプラークを取り除くために必要なのが、歯科医院での定期検診です。

定期検診では、クリーニング(PMTC)とブラッシング指導(TBI)がおこなわれるのが一般的です。歯科医院でのクリーニングでは、歯科衛生士が専門器具を駆使して、歯と歯茎の隙間(歯周ポケット)や歯と歯の間などに溜まったプラークを除去して、口腔内の隅々まできれいにします。さらに、ブラッシング指導を受けることで、ご自宅でのブラッシングの質が上がり、プラークの取り残しが少なくなります。

東京国際クリニック/歯科がブラッシング指導にこだわる理由

口腔内に残るプラークの量を測る指数を「プラークコントロールレコード(PCR)」と言います。東京国際クリニック/歯科では、口腔内に残るプラークが20%以下(=PCRが20%以下)になるまでブラッシング指導を継続します。なぜなら、PCRを20%以下の状態にしなければ、歯周病の再発リスクが高まること、またPCRの数値が悪いまま歯周病治療をしても予後の経過が芳しくないことが分かっているからです。
>> 東京国際クリニック/歯科のブラッシング指導

よくある質問

歯周病を治さないでいると、どうなるのでしょうか?

 

歯周病を放置していると歯を支えている顎の骨がどんどん溶かされていき、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。また、歯周病菌が血流に乗って全身を巡ることで、様々な全身疾患の引き金になることが分かっています。たとえば、糖尿病が悪化したり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こしたりすることがあるので、注意が必要です。その他、誤嚥性肺炎や骨粗鬆症、腎炎や関節炎の原因になるほか、妊婦さんの場合は、早産や低体重児出産のリスクが高くなることも明らかになっています。
>歯周病治療の流れ

歯周病治療は、具体的にどのようなことをするのでしょうか?

 

歯周病治療の基本は、原因であるプラークや歯石を取り除く治療が中心になります。軽度の歯周病であれば、スケーリングやデブライドメントなどの非外科処置でプラーク・歯石を取り除いていきます。歯周病が中度や重度にまで進行している場合は、歯周ポケットの奥深くにまでプラーク・歯石がこびり付いているため、歯茎を切開してプラーク・歯石を除去する外科処置をおこなう場合もあります。歯周病治療の詳細は以下のページをご覧ください。
>歯周病治療の流れ

この記事をシェアする

監修者情報

公開日:2019年10月25日

更新日:2021年9月16日

清水智幸 東京国際クリニック/歯科 院長

清水智幸(しみずともゆき) 
東京国際クリニック/歯科 院長

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。

RESERVATION

無料カウンセリング・ご予約はこちら

PERIOD.なら歯周病菌を
徹底的に除去できます。
まずは歯周病の専門医による
無料カウンセリングを。

電話受付10:00~19:00(月〜金曜、第3土曜日)

診療時間
10:00~19:00

最終受付 18:00 ※土日祝日は休診
(ただし、第3土曜日は診療)

JRをご利用の方

「東京駅」八重洲南口より徒歩8分

「有楽町駅」京橋口より徒歩5分

東京メトロをご利用の方

有楽町線「有楽町駅」D9出口より徒歩4分

有楽町線「銀座一丁目駅」6番出口より徒歩1分

銀座線「銀座駅」A13出口より徒歩5分

銀座線「京橋駅」3番出口より徒歩3分

ACCESS MAP

アクセスマップ

東京国際クリニック / 歯科

院長:清水智幸

〒104-0061 東京都中央区銀座1-5-6 
銀座レンガ通り福神ビル5F

TEL:03-5220-2100