歯周病の予防法 | 歯周病治療ペリオド | 東京国際クリニック/歯科

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科学的根拠に基づいた歯周病治療

 

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世界基準の歯周病治療 ペリオド

歯周病の予防法

MAINTENANCE

TREATMENT

歯周病の予防法とは?

歯周病を予防するため、また再発を防ぐためには、歯周病の原因となるプラーク(歯垢)を除去することが重要です。しかし、残念ながら毎日のブラッシングだけでプラークを完璧に除去することはできません。丁寧にブラッシングをしているつもりでも、長年の磨き癖などもあるので、どうしても磨き残しができてしまいます。一般的には、奥歯や歯並びの悪い箇所にはプラークが残りやすいとされています。そのため、ご自身の口腔内に適したブラッシング方法を身に付けること、さらに、歯茎の中など、ご自身ではどうしても取り除くことのできない部位に入り込んだプラークを「メンテナンス」で定期的に除去することが重要です。
また、全身疾患に悪影響を及ぼす歯周病を予防することは、全身疾患に既往のある患者さまにとっては非常に有益です。東京国際クリニックは、国内では稀な「医科」を併設した歯科医院です。医科歯科連携を実現することで、お口のなかだけでなく全身の健康まで見据えた歯周病治療をご提供しています。

メンテナンスとは?

健康な口腔内環境を維持して歯周病の発症・再発を防ぐため、定期的に歯科医院で受ける処置を「メンテナンス」と呼びます。歯周病の発症・再発を防ぐには、ご自宅での正しいブラッシングが不可欠ですが、どんなにブラッシングが上手な方でもプラークは残ってしまいます。だからこそ、メンテナンスでご自身の苦手な部位や歯茎の中のプラークを取り除くことが欠かせないのです。「治療後、メンテナンスを受けないでいると、5年後に45%の確率で歯周病が再発する」というデータ(※)もあり、科学的にメンテナンスの重要性は実証されています。

※keerによる論文

メンテナンスプログラムの内容

メンテナンスでは、日々のブラッシングがうまくできているかどうかを確認するとともに、プラークの付着状態と歯茎の炎症や出血の有無などの検査を行います。検査結果に基づき、専用の機器でプラークや歯石を取り除いていきます。
当院では、歯茎の上のプラーク(歯肉縁上プラーク)の除去はもちろん、ブラッシングでは取り除けない歯茎の中のプラーク(歯肉縁下プラーク)の除去に注力しています。また、磨き残しがあった部位のブラッシング方法を改善するために、一人ひとりの患者さまに適したメンテナンスプログラムをご用意することで歯周病の再発を防いでいきます。

メンテナンスの間隔

メンテナンスの間隔は、患者さまの口腔内とブラッシングの状態、歯周病のリスク・程度によって個別に設定しています。
プラーク(歯垢)に含まれる細菌は、本来、それほど悪さをする細菌ではありませんが、時間の経過とともに徐々に細菌の構成が変化していき、3ヶ月ほどで悪さを及ぼすようになっていきます (これを、プラークの成熟と呼んでいます)。そのため、当院では3ヶ月という期間を一つの目安として、メンテナンスの間隔を個別に設定しています。


SECTION 01

歯周病の再発防止に
メンテナンスは必須です

歯周病の再発を防ぐためには、メンテナンスが欠かせません。歯周病の治療が終わると歯周病菌が減少して、健康な口腔内環境が得られます。
しかし、メンテナンスを受けずにいると再び歯周病菌が増加して、歯周病が再発しやすい状態に戻ってしまいます。治療が終わると歯科医院に通わなくなる方もいますが、歯周病を再発させないためには面倒でも歯科医院でご自身の口腔内に適したメンテナンスを受けるようにしましょう。

メンテナンスの効果

以下でご紹介するデータから、歯周病の発症・再発を防いで健康な歯を維持するために、
いかにメンテナンスが重要であるかがお分かりいただけると思います。

アクセルソンとリンデによる研究結果

歯周病の治療後、メンテナンスを受けた人と受けなかった人の予後を調べるための研究を456人に6年間行った。

※Axelsson & Lindhe 1981

Beckerらの研究結果

  1. (1)歯周病治療を受けなかった人は、1人につき5年間あたり1.8本の歯を失った。
  2. (2)歯周病治療を受けたが、メンテナンスを受けなかった人は、1人につき5年間あたり1.1本の歯を失った。
  3. (3)歯周病治療を受け、治療後もメンテナンスを受けた人は、1人につき5年間あたり0.5本の歯しか失わなかった。

※Becker W, Becker BE, Berg LE 1984


SECTION 02

生活習慣の改善

患者さまの生活習慣が間接的な要因となって歯周病を招くことがあります。
歯周病の発症・再発を防ぐためには、日々の生活習慣の改善に取り組むことも大切です。

適切なブラッシング

「歯周病の直接的な原因は細菌が棲み付いたプラーク(歯垢)である」――これは、疑いようのない事実です。それならば、もっとも効果的な歯周病対策は、プラークを取り除くためのブラッシングということになります。歯周ポケット内のプラーク(歯肉縁下プラーク)はブラッシングでは取り除くことができないため、歯科医院のメンテナンスで除去してもらう必要がありますが、歯茎の縁より上の歯冠部に付いたプラーク(歯肉縁上プラーク)は毎日のブラッシングでしっかり除去するようにしましょう。

※健康な状態の歯と歯茎の間の溝を「歯肉溝」と言います。歯肉炎以上の状態の歯と歯茎の間は「歯周ポケット」と言います。

禁煙

タバコを吸う人は吸わない人に比べると2~7倍、歯周病になるリスクが高いというデータがあります。それだけでなく、喫煙は歯周病の症状を悪化させること、治療効果を50%も減少させること(※)なども科学的に実証されています。
当院では、良好な口腔内環境を維持し、歯周病の発症・再発を防ぐために禁煙を推奨しています。また、併設する医科では禁煙外来も行っています。

※Bolin et al. 1993

ストレスの解消

精神的なストレスを抱えていると体の抵抗力が下がり、細菌に感染しやすい状態になります。歯周病菌も例外ではなく、抵抗力の低下によって歯周病に感染するリスクも高くなります。歯周病を予防するには、日頃からストレスを溜めない生活を心がけることも重要です。

 

当院のメンテナンス

科学的根拠に基づいた
メンテナンス

私たちの歯周病治療には、「一過性の治療では意味がない」という考えがその根底にあります。
治療を終えた後の患者さまの残りの長い人生を考えたとき、治った状態がずっと維持されなければ意味がありません。
このことを考えると、もっとも重要なのは歯周病治療後の「メンテナンス」だということになります。

「歯周病検査で出血が続けて4回起こった部位は、その後の2年間で2mm以上の骨を失う確率が30%以上ある」
――これは一つの例ですが、このように現在では科学的根拠に基づいた様々なデータがあります。
そして、歯周病治療もメンテナンスも、科学的根拠に基づいていなければ確かな効果は期待できません。
つまり、定期的に歯医者に通うことがメンテナンスではないということです。歯科医院側も同様で、
単純に口の中をきれいにして「また来てください」ではメンテナンスとは言えません。
口腔内の正確なデータを取ったうえで、患者さまの症状に応じた処置をすることがメンテナンスなのです。
出血などの症状がなく、ブラッシングがしっかりできていて、その時々の症状の応じたメンテナンスを受けていれば、
歯周病の再発率は1.5%になります。逆に言えば、98.5%の確率で歯周病の再発を予防することができるのです。

世界基準の歯周病治療を
提供する
東京国際クリニック
/歯科のメンテナンス

徹底して再発を防ぐ
独自のメンテナンスプログラム。
二度と歯周病にならない
口腔内環境をつくっていきます。

よくある質問

  1. Q.「歯周病は生活習慣病だから治らない」と言われました。本当ですか?

    A.歯周病は治ります。
    確かに生活習慣病の側面が強い病気ですが、40年以上前に予防と治療が可能なことが明らかになっています。
    関連記事:
    歯周病の治療方法

  2. Q.歯周病の原因は何ですか?

    A.プラーク(歯垢)とよばれる細菌です。
    歯周病の原因は、誤ったブラッシングにより、歯にこびりついたプラーク(歯垢)を除去できず、放置したことで起きる「細菌による歯茎の感染症」です。
    プラークはバイオフィルムとも呼ばれ、歯に強固に付着しているだけでなく、様々な細菌が集合してバリアを形成します。
    関連記事:
    歯周病のメンテナンス

  3. Q.歯周病により下がってしまった歯茎(歯肉)を再生することは可能でしょうか?

    A.可能です。
    歯茎の見た目を回復するために行う歯茎の再生治療を「結合組織移植術」といいます。主に、上顎の奥歯の内側から歯茎を採取して移植します。これは、上顎の奥歯の内側が他の部位の歯茎に比べ、比較的肉厚だからです(厚さ1mmほど採取します)。移植する範囲が広範囲にわたる場合は、やけど治療の際などに使用する移植材などを用いて治療をおこなう場合もあります。
    関連記事:
    歯茎の再生治療

  1. Q.歯周病は誰もがかかる病気ですか?

    A.歯周病は必ずかかるわけではありませんが、誰もがかかる可能性がある病気です。
    歯周病の発症に関わる要因は、①細菌(歯周病菌)、②生活習慣(喫煙、食生活、ストレス)、③遺伝の「3つ」の危険因子が複雑に絡み合って発症し進行します。この3つの要因がすべて重なることで、発症の危険性が高くなり重症化しやすくなります。
    関連記事:
    歯周病の基礎知識

  2. Q.歯周病の予防法はありますか?

    A.歯周病の予防はブラッシングと定期的なメンテナンスです。
    歯周病は、歯にこびりついたプラーク(歯垢)を除去できぬまま放置したことで起きる「細菌による歯茎の感染症」です。歯周病を予防するためには、ご自身による正しいブラッシングに加え、歯科医院での定期メンテンナスを受診していただくことで歯周病は予防することができます。
    関連記事:
    歯周病のメンテナンス

  3. Q.歯周病は歯磨きで治せますか?

    A.歯周病になる前の「歯肉炎」の段階であれば、丁寧な歯磨き・ブラッシングによって健康な歯茎を取り戻すことは可能です。しかし、歯肉炎が進行して「中度歯周炎」の段階になってしまったら、歯磨きだけで歯周病を治すことは難しくなります。歯科医院に通院して、専門的な治療を受ける必要があります。

  4. Q.歯ブラシで歯石を取ることはできますか?

    A.歯石はセルフケアで取り除くことはできません。歯石は非常に硬く、どれだけ力を入れても毛先が硬い歯ブラシを使っても落とせません。歯石除去は歯科医院に任せるのが賢明です。
    また、市販の歯石取り器具のご使用もお控えください。歯茎や歯のエナメル質を傷つけると、後に大きなトラブルを引き起こすリスクがあります。

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監修者情報

公開日:2015.12.25

更新日:2022.06.25

清水智幸 東京国際クリニック/歯科 院長

清水智幸(しみずともゆき) 
東京国際クリニック/歯科 院長

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。

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