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歯茎から膿が出る主な3つの原因と歯周病の正しい治療法

膿は歯茎からの危険信号!?

膿は歯茎からの危険信号!?

歯磨き(ブラッシング)の最中に歯茎から血が出る症状のほかに、膿が出ることがあります。歯茎からの膿はベトベトして不快なだけではなく口臭の原因にもなるため、早めに原因を突き止めてしっかりと対処したいところです。歯茎から膿が出る原因には、一体どんなことが考えられるのでしょうか?

歯茎から膿が出る

歯茎から膿が出る原因は、歯周病をはじめ、根尖病巣(歯の根の先に膿が溜まる病気)、歯根破折(歯の根が折れる症状)、智歯周囲炎(親知らずの周囲に炎症が起きる病気)など様々ですが、もっとも多いのは歯周病です。歯茎からの排膿は、歯周病の進行段階で言うと「中度歯周炎」が疑われます。

歯茎から膿が出るとネバネバして不快なだけでなく、口臭の原因にもなります。鏡で見て膿を確認できたときはもちろん、「最近、口臭がきつくなってきたかも・・・」という場合も歯科医院を受診するようにしましょう。

■歯茎から膿が出た場合の応急処置

歯茎から膿が出た場合にもっとも疑われるのは歯周病ですが、それ以外にも様々な病気の可能性があります。できるだけ早めに歯科医院を受診して、適切な治療を受けることが重要です。事情があってすぐに受診できない場合は、以下の応急処置をおこないましょう。

口内を清潔にする

口内が不衛生な状態だと、症状が悪化してしまうおそれがあります。症状を落ち着かせるためにも、それ以上悪化させないためにも、口内を清潔な状態に保つことは重要です。そのためには、毎日の丁寧な歯磨きが基本になります。その他、あくまで補助的なケアになりますが、うがい薬や洗口液を使うのもおすすめです。うがい薬・洗口液にはアルコール成分の入ったものもありますが、歯茎への刺激が強いと感じる方はアルコールが入っていない商品を選びましょう。

患部を冷やす

歯茎から膿が出ているだけでなく熱を持っているような場合は、冷やすことで症状が落ち着く場合があります。熱を持っていてつらい場合は、患部を冷やすようにしましょう。ただし、氷を口に含んだり、直接氷を当てたりするのはおすすめできません。保冷剤をタオルに巻いて当てるなど、冷えすぎないように注意してください。

痛み止めを服用する

歯茎から膿が出ているだけでなく強い痛みがあるときは、痛み止めを服用してください。痛み止めは、市販されている鎮痛剤で構いません。

【関連記事】:歯茎が白い原因と対処法は?

歯茎から膿が出る原因

歯茎から膿が出る理由は、以下の3つの病気の可能性が考えられます。

原因(1)歯周病

歯茎から膿が出る原因の多くは歯周病です。歯周病は歯と歯の隙間(歯周ポケット)に溜まった歯垢(プラーク)が原因で起こる感染症です。歯周病は「沈黙の病気(サイレント・ディジーズ)」と呼ばれるほど初期の自覚症状が乏しく、歯茎からの出血や膿が出るようになると、かなり症状が進行している証拠かもしれません。

原因(2)根尖病巣

根尖病巣(こんせんびょうそう)は歯根の先端部分に膿が溜まる病気です。虫歯の進行を放置しておくと歯根の先まで蝕まれてしまい、歯の神経が死んでしまいます。根尖病巣は神経を失った歯である失活歯(しっかつし)に起こり、歯根にできた膿の袋が膨らむことで歯茎に穴が空き、内部から膿が出てきます。

原因(3)歯根破折

歯根破折(しこんはせつ)は歯茎の内部にある歯根が割れてしまうことで起こります。根尖病巣と同様に、重度の虫歯によって神経を抜いた失活歯が歯根破折を起こしやすく、膿が出るだけではなくちょっとした衝撃で割れてしまう可能性があります。
 
ほかにも、智歯周囲炎(ちししゅういえん)や歯肉膿瘍(しにくのうよう)といった病気でも、歯茎から膿が出ることがあります。

歯周病になると歯茎から膿が出る理由

歯周病になると歯茎から膿が出る理由
重度歯周炎になると、露出した歯根から膿が出てきます
東京国際クリニック/歯科より画像提供

歯周病になると歯茎に炎症が起こり、徐々に歯を支える顎(歯槽骨)を溶かしていき、最終的には歯が抜けてしまいます。歯周病には第1段階である「歯肉炎」、第2段階の「軽度歯周炎」、第3段階の「中度歯周炎」を経て、第4段階の「重度歯周炎」へと進行します。歯周病が第3段階まで進み歯茎の炎症がひどくなると、体内の免疫細胞である白血球が歯周病菌への攻撃を始めます。その際にできた白血球や歯周病菌の残骸が膿の正体であり、歯と歯茎の隙間から口腔内へ排出されるのです。
歯周病が進行すればするほど歯周病菌が増殖するため、より多くの膿が排出されるようになります。口腔内に溜まった膿はネバネバとした不快感だけでなく、口臭の原因にもなります。

歯周病など歯茎から膿が出る病気の治療法

歯茎から膿が出る原因はさまざまですが、少しでも気になったら歯科医院へ行き原因を突き止めることが大切です。原因に合わせた適切な治療を受けることで、歯茎からの膿を止めて歯の寿命を延ばすことができます。

歯茎からの膿(排膿)は歯周病などの歯茎の症状を示す重要なサインです。視覚的に膿を確認できたときはもちろん、口臭の有無も大事な要素です。歯茎からの出血に加えて膿が出ているならば、いずれの場合でも症状がかなり進行していると考えられます。少しでも口腔内の異変に気付いた時には、早めに歯科医院を受診することが大切です。

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監修者情報

公開日:2019年10月21日

更新日:2024年2月14日

清水智幸 東京国際クリニック/歯科 院長

清水智幸(しみずともゆき) 
東京国際クリニック/歯科 院長

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会 認定医

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