歯周病コラム

セカンドオピニオンの正しい考え方と活かし方

second-opinionみなさんは、「セカンドオピニオン」という言葉をご存知でしょうか?私たち東京国際クリニック/歯科でもセカンドオピニオンのご相談をいただくことがあるのですが、歯科の分野においてはまだ有効に利用されていないように感じています。今回のコラムでは、歯科におけるセカンドオピニオンの正しい活かし方に光を当ててみたいと思います。

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオン(Second opinion)は、病状の診断や治療の選択肢などについて、現在診療を受けている主治医や担当医とは別の専門家に「第2の意見」を求める行為を指します。「意見」は「診断」と置き換えるとわかりやすいでしょうか。主治医とは別の医師や歯科医師に診断を求めることには、次のようなメリットがあります。

・中立的な立場の医師・歯科医師から客観的な意見や評価が聞ける
・治療のメリットやデメリットをさらに深く理解できる
・より適した治療について考え、自分の意思でそれを選択できる
・抱えている疑問や不安を解消し、納得した上で治療を受けられる
・誤診のリスクを防ぎ、適切な治療を受けられる可能性が高まる

セカンドオピニオンが広まった背景

そもそもセカンドオピニオンが広まった背景には、医療技術の進化にともなう選択肢の増加と社会全体における健康への意識の高まりがあります。こうした流れの中で、これまでは「すべて医者に任せたい」と考えていた患者さんたちが「自分の健康は自分で守りたい」と考えるようになった、というわけです。

セカンドオピニオンの重要性を、歯周病治療のケースでご説明しましょう。例えば、ある歯科医院では、ご自身の歯を残す治療として歯周組織再生療法(GTRやエムドゲイン)をすすめられ、別の歯科医院では抜歯をすすめられる――といったことがままあります。これは、治療の選択肢(これが正しいかどうかは別です)が複数あり、また歯科医師の知識、理念、経験値などに差があるために、医院によって診断内容が変わってしまうのです。

私たち東京国際クリニック/歯科では、「歯周病は治るもの」と断言しています(半世紀以上も前の研究により治るという結論が出ています)が、実は「歯周病は治らない」という意見を持つ先生も少なくありません。歯周病に対する捉え方が違えば、歯周病治療のアプローチも必然的に変わってきます。

しかし、歯科医師による診断が「自分にとってベストかどうか」を患者さんが判断するのはとても難しいものですよね。そこでセカンドオピニオンを受ければ、ファーストオピニオンの妥当性やそれ以外の選択肢などと比較しながら検討できるため、より良い選択に近づけるというわけです。

より良い選択につなげるためのポイント

「何を聞きたいのか」を明確にしておく

まずはみなさんがファーストオピニオンを聞いてどう思ったのかを整理し、どこに疑問や不安があるのか、何を聞くべきなのかを明確にしておくことが大切です。ファーストオピニオンを正しく理解しておけば、「複数の意見を仰いだもののどれを選んでよいか分からなくなった」という状況は避けられるでしょう。

主治医にセカンドオピニオンを受けると伝える

精度の高い診断をしてもらうには、検査結果や所見、診断記録などの情報が欠かせません。そのため、セカンドオピニオンを希望する際には主治医にその旨を伝え、資料データの提供や紹介状の作成をお願いするようにしましょう。こうした下準備が、有益なセカンドオピニオンにつながります。

主治医に受けた診断情報を伝えて見解を聞く

セカンドオピニオンは「受けたら終わり」ではなく、受けた診断やアドバイスを持ちかえって主治医に伝えることが重要です。内容によっては伝えにくいかもしれませんが、重要なのは「ファーストオピニオンを否定すること」ではないので、患者さんのより良い選択へとつなげるためにセカンドオピニオンを活かしましょう。

セカンドオピニオンは主治医を変えるためのものではない

「セカンドオピニオン=主治医を変更すること」と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。むしろ、主治医とともに話し合ってより良い選択をすることが、セカンドオピニオンの本来の考え方なのです。

私たち東京国際クリニック/歯科では、みなさんの理解を深めるお手伝いにつながればという想いから、歯周病治療やインプラント治療などにおいてセカンドオピニオンのご相談を承っています。お気軽にご相談ください。

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東京国際クリニック/歯科が、セカンドオピニオンの正しい考え方と活かし方についてお話しします。主治医とは別の医師・歯科医師にセカンドオピニオン(第2の意見・第2の診断)を求めることのメリットは、こちらをご覧ください。