歯ぎしりの原因と対処法は? | 歯周病治療ペリオド | 東京国際クリニック/歯科

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歯ぎしりの原因と対処法は?

歯ぎしりはなぜ起こるのか

10%くらいの人は、寝ているときに歯ぎしりをしていると言われます。周囲に指摘されて歯ぎしりに気づく方もいますが、自分が歯ぎしりをしていることに気づいていない方も多いと思います。「もしかしたら歯ぎしりをしているかもしれない・・・」という方は一度、歯科医院を受診してみるのが良いでしょう。歯ぎしりをしている方は「歯のすり減り」など何らかの痕跡があることが多いので、歯科医院での診察ではっきりするはずです。

歯ぎしりの原因は明確に分かっていませんが、よく言われるのはストレスなどの精神的な原因です。また、噛み合わせが悪いことや、飲酒、喫煙、カフェインなどとも因果関係があると言われます。

ストレスによる歯ぎしり

歯ぎしりの原因は、精神的なものが大きいと言われます。特に、ストレスは歯ぎしりとの因果関係が指摘されています。ストレスが溜まっていたり、イライラしていたり、不安や心配を抱えていたりすると、精神的な不安定さが睡眠中の歯ぎしりとして出現するのです。寝ているときに歯ぎしりをすることで、ある意味、無意識のうちにストレス解消を図っていると言えるかもしれません。

噛み合わせの乱れによる歯ぎしり

噛み合わせが乱れていることも、歯ぎしりの原因だと言われています。噛み合わせが安定していないと、その違和感を解消しようとして無意識に歯ぎしりをしてしまうようです。また、噛み合わせが乱れていることがストレスの原因となり、上述した「ストレスによる歯ぎしり」につながっているという見方もあります。

もともと噛み合わせが悪い方もいますし、詰め物や被せ物の形や高さが合っていないことで噛み合わせが乱れてしまうケースもあります。また、歯周病や抜歯、老化などによって噛み合わせが変化するケースも多くあります。

歯ぎしりを放置するとどうなる?

歯ぎしりは、上下の歯をギリギリと横に擦り合わせる「グラインディング」、音を出さずに上下の歯を強く噛みしめる「クレンチング」、上下の歯をぶつけてカチカチと音を出す「タッピング」の3種類に分類できますが、1つだけでなく症状が混在しているケースもあります。歯ぎしりを放置していると、以下のような症状・疾患を引き起こすリスクが高くなります。

歯の破折

グラインディングやクレンチングは歯に大きな負担がかかるため、放置していると歯が欠けたり、歯根が割れたりすることがあります。特に、神経がない歯はもろくなっているため、歯ぎしりによって欠けたり割れたりしやすくなります。

知覚過敏

歯ぎしりを続けていると、歯がどんどんすり減っていきます。歯の表面のエナメル質がすり減ると内部にある象牙質が露出します。象牙質が露出すると飲食物の温度が歯の神経に伝わりやすくなり、知覚過敏を起こしやすくなります。

また、歯ぎしりをすると歯と歯茎の境目(歯頚部)に過剰な力がかかるため、くさび状に歯が欠損することがあります。この場合も同様に、欠損部に知覚過敏の症状が現れます。

顎関節症

歯ぎしりの癖があると顎の筋肉に大きな負担がかかるため、顎関節症を発症することがあります。顎関節症になると顎の関節に痛みが生じるだけでなく、ひどい場合は口を開けるのも難しくなってしまいます。また、顎関節症が頭痛や肩こりを引き起こすケースもあり、全身に悪い影響を及ぼすことが分かっています。

歯ぎしりと歯周病の関係とは?

歯ぎしりが歯周病の原因になると言われることがありますが、これは誤りです。歯周病の原因はあくまでもプラーク(歯垢)に潜む細菌です。どれだけ歯ぎしりをしていても、口腔内の細菌をコントロールできていれば歯周病にかかることはありません。

なお、歯周病が重症化すると歯がグラグラするようになりますが、その状態で歯ぎしりをすると、余計にグラつきがひどくなることはあります。

歯ぎしりの解消法

歯ぎしりを根本的に解消するには、自分の歯ぎしりの原因を突き止めてその原因を取り除く必要があります。とはいえ、原因を特定できないこともありますし、原因が分かったとしてもすぐに解消するのが難しいケースもあります。そのような場合は、マウスピース(ナイトガード)やボトックスによって歯ぎしりによる歯のダメージを軽減することも重要です。

ストレス解消

上述のとおり、ストレスが歯ぎしりの原因になっているケースは珍しくありません。ストレスによる歯ぎしりを解消するには、ストレスを溜めないことに尽きます。ストレス解消は簡単にできることではありませんが、一般的には以下のような方法が有効だとされています。

・就寝前にリラックスした時間をつくる(ストレッチ、音楽鑑賞、お風呂にゆったり入る など)
・生活習慣を整える(十分な睡眠、適度な運動、決まった時間に食事をする、節酒、禁煙、就寝前にカフェインを摂取しない など)

ストレスを解消することは、歯ぎしり対策だけでなく全身の健康にとって大きなプラスになります。ぜひ、自分に合った方法を見つけてストレス解消に努めましょう。

噛み合わせの調整

噛み合わせの乱れが歯ぎしりの原因になっているのであれば、噛み合わせを調整することで歯ぎしりの軽減・解消が期待できます。噛み合わせの調整は、詰め物・被せ物を変えたり、歯列を整えるために矯正治療をおこなったりします。噛み合わせが良くなると歯ぎしりの改善が期待できるだけでなくブラッシングがしやすくなるため、むし歯や歯周病予防にも効果的です。

マウスピース(ナイトガード)

歯ぎしりによって上下の歯が擦れるのを防ぐために用いられるのが、マウスピース(ナイトガード)です。マウスピースを装着して就寝することで、たとえ寝ている間に歯ぎしりをしても歯や顎にかかる負担を軽減でき、歯が削れたり欠けたりするのを防ぐことができます。なお、マウスピースは歯科医院で型採りをして1週間くらいで完成します。

ボトックス注射

歯ぎしりによる負担を軽減するにはボトックスも有効です。下顎を動かし、上下の歯を噛み合わせる筋肉にボトックスを注入することで筋肉の動きを抑えることができるため、たとえ無意識に歯ぎしりをしてもその負担を大幅に緩和できます。なお、1回のボトックス注射で6ヶ月ほど効果が持続します(個人差があります)。

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監修者情報

公開日:2019年11月5日

更新日:2024年1月22日

清水智幸 東京国際クリニック/歯科 院長

清水智幸(しみずともゆき) 
東京国際クリニック/歯科 院長

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。
日本歯周病学会 認定医
日本臨床歯周病学会 認定医

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