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歯周病と糖尿病の切っても切れない“甘い関係”

Period018歯周病との関連性が明らかになっている全身疾患の代表例と言えるのが「糖尿病」です。私たち東京国際クリニック/歯科のコラムではこれまで、妊娠性歯周炎や高齢者の方の身に起こりやすい誤嚥性肺炎についてご説明してきましたが、今回は糖尿病についてお話をしていきたいと思います。

糖尿病と歯周病の相関関係でわかっていること

糖尿病は、インスリン(インシュリン)という血糖値を下げる働きを持つホルモンの作用が不十分なために、血液中のブトウ糖濃度が高い状態になってしまう病気のこと。血糖値というのは、ケーキやチョコレートなどの甘いお菓子を食べると上がるアレですね。

糖尿病にかかっている方は歯周病を発症するリスクが高くなり、歯周病に感染すると糖尿病が悪化(重症化)するリスクが高くなることが明らかになっています。では、糖尿病と歯周病の相関関係について詳しく見ていきましょう。

・糖尿病の人はそうでない人に比べて歯周病を招きやすい
・糖尿病の人はそうでない人よりも歯周病が重症化しやすい
・糖尿病にかかっている期間が長い人ほど歯周病の罹患率が高い
・血糖コントロールがうまくいかない(高血糖状態)人ほど歯周病が重症化しやすい
・歯周病が重症化した人ほど血糖コントロールがうまくいかない
・歯周病の人はそうでない人に比べて糖尿病の指標であるHbA1Cの値が高い
・糖尿病の人が歯周病を治療すると、HbA1Cの値が最大1%改善する(正常値上限はおよそ6%)

 糖尿病で歯周病リスクが高くなる主な理由

免疫力が低下する

糖尿病になると、細菌を飲み込む働きをしてくれる好中球(白血球の一種)の働きが鈍化します。それによって体内の感染防御機能が弱くなってしまうため、さまざまな感染症にかかりやすくなるのです(歯周病も感染症です)。細菌の活動が活発化すると、通常はそれに抵抗しようとする人体の作用が働きますが、糖尿病になるとこの働きが低下するので歯周病になりやすくなります。

 組織の修復機能が低下する

高血糖状態になると組織を修復する機能が低下することがわかっています。ヒトの体は新陳代謝により老化して壊れた(死滅した)細胞の数だけ、新しい細胞が作られて破壊と修復のバランスを保っていますが、糖尿病によって組織の修復機能が低下すると「修復」が「破壊」に追いつかなくなるため歯周病が進行しやすくなります。

歯周病によって糖尿病が悪化する主な理由

インスリンが作りにくくなる

歯周病になると、細菌から出される毒素が歯茎の毛細血管から血液中に入り込むことがあります。この時、人体は毒素に対抗する物質(サイトカインと言います)を出すのですが、この物質がインスリンを作りにくくしてしまうため、血糖値が下がらなくなってしまうのです。血糖値が高いと、さまざまな合併症を招きやすくなります。

さらに、インスリンが作りにくい状態が続くと、今度は体がより多くのインスリンを作り出そう過剰に頑張ります。するとインスリンを作り出す細胞がオーバーワークとなり、分泌機能そのものが低下。糖尿病が悪化してしまうのです。

どちらのリスクも少なくするために

みなさん、糖尿病と歯周病が互いに与え得る悪影響についてはご理解いただけましたでしょうか?「視力が落ちる」「腎臓が老廃物をろ過できなくなる」「手足がしびれる」といった合併症を招くことがある糖尿病ですが、適切な治療によって歯周病が改善されれば、糖尿病の指標であるHbA1Cの値が最大1%減少する(=血糖コントロールが改善する)という論文も出ています。
※HbA1Cの正常値上限はおよそ6%

歯周病の発症リスクと糖尿病の悪化リスク、どちらも少なくするために、糖尿病の方(もしくは予備軍と診断された方)は適切な歯周病治療に努めましょう。

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監修者情報

公開日:2016.02.18

更新日:2018.12.18

清水智幸 東京国際クリニック/歯科 院長

清水智幸(しみずともゆき) 
東京国際クリニック/歯科 院長

歯学博士。日本歯科大学卒業後、近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン王立イエテボリ大学ヤン・リンデ名誉教授と日本における歯周病学の第一人者 奥羽大歯学部歯周病科 岡本浩教授に師事し、ヨーロッパで確立された世界基準の歯周病治療の実践と予防歯科の普及に努める。歯周病治療・歯周外科の症例数は10,000症例以上。歯周病治療以外にも、インプラントに生じるトラブル(インプラント周囲炎治療)に取り組み、世界シェアNo.1のインプラントメーカー ストローマン社が開催するセミナーの講師を務めるなど、歯科医師の育成にも力を入れている。

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